7 研究ノート

(1)「インドネシアの環境問題についてー法整備とPROKASIHを中心に」『環境衛生工学研究』(第6巻3号:京都大学環境衛生工学研究会第14回シンポジウム講演論文集) 1992年7月23日、142-147頁 インドネシアの環境関連法の整備の歴史を概観した後、環境基本法の特徴について論じた。また、PROKASIH (河川浄化計画)ができた背景、その組織、目標、実施方法、そ して初年度の評価について述べた。

(2)「インドネシアの環境問題について‐その2-環境影響評価法を中心に」『環境衛生工学研究』(第7巻3号:京都大学環境衛生工学研究会第15回シンポジウム講演論文集) 1993年7月22日、140-145頁 環境影響評価の法的現状を、環境影響評価法を中心にしながら、その他の人口・環境大臣令も参照して紹介・解説した。その際、環境影響評価に大きな影響を及ぼしうる中央 及び地方の委員会の構成なども詳細に紹介した。

(3)「インドネシアの環境問題について‐その3-『重大な影響に関する指針』と『環境汚染総称の緩和に関する手続き』」『環境衛生工学研究』(第8巻3号:京都大学環境衛 生工学研究会第16回シンポジウム講演論文集)1994年7月20日、292-297頁 上記の指針と手続きを詳細に紹介しながら、それぞれが持つ問題点を論じた。

(4)「インドネシアの環境問題について‐その4-『水質汚染管理に関する政府規制』」『環境衛生工学研究』(第9巻3号:京都大学環境衛生工学研究会第17回シンポジウム講 演論文集)1995年7月20日、92-97頁 当該規制は水資源の有効利用を目的とし、水質管理のために出された規制である。上乗せ規準を認めている点に特徴があるが、当初からすべての基準達成は不可能との前提に たっている点に難点がある。

(5)「NIMBY(Not in My Backyard)に関する一考察」『環境衛生工学研究』(第12巻3号:京都大学環境衛生工学研究会第20回シンポジウム講演論文集)1998年7月1日、79-84頁 地域的な環境保護運動に関しては、地域エゴおよび草の根民主主義との両極端の見方  が生じる余地ある。平面的(二次元的)に見ると前者の見解支持となり、立体的(三 次元的)に見ると後者の立場を支持する味方となる。双方の見方の総合(断面図が後者と異なる三次元的見方)が望ましいと論じた。

(6)「アメリカにおける自然保護・環境保護-その夜明け」『環境衛生工学研究』(第13巻3号:京都大学環境衛生工学研究会第21回シンポジウム講演論文集)1999年6月30日、 160-165頁 百年ほど前のアメリカを題材にして、人間が自然をどのようにとらえたかを論じている。とくに浪漫主義と超絶主義さらには人間中心主義と生態主義に焦点をあて、その考え 方の相違などを明確にした。また啓蒙家としてのジョン・ミューアの功績も論述した。

(7)「地方公共財としての環境問題:外部性と需要顕示誘導政策」『環境衛生工学研究』(第16巻3号:京都大学環境衛生工学研究会第24回シンポジウム講演論文集)2002年6 月30日、190-195頁 地域的な環境問題を地方公共財(特定地域内においては外部性が1)の観点から捉えられることを示した後、ただ乗りの誘因構造が存在する中で、いかにして真正な需要を申 告してもらえるか幾つかの方策を紹介した。改良策は紹介できたが、解決策はなかった。

(8)「Think Globally, Act Locally」の基本構造―「共有地の悲劇」の観点から『環境衛生工学研究』(第19巻3号:京都大学環境衛生工学研究会第27回シンポジウム講演論文 集)2005年7月21-22日、81-84頁 上記の標語は、前者は地球全体のことを考えるという意味で全体合理性をさし、後者は個人合理性を踏まえた行動をさすと解釈できるが、全体の合理性と個人の合理性は必ず しも両立しない。それを「共有地の悲劇」の観点から分析した。また、ゲームの理論の交渉ゲーム分野における交渉領域概念を使って、パレート最適解にいたるのは容易では ないと説明した。

(9)論文集(proceeding)「日本から見た中国の軍事的台頭(海軍と第二砲兵隊を中心に)」第四回国際学術シンポジウム、現代中国と東アジアの新環境:近代中国革命、社会変 化と国際的視覚、2010年8月(中国・贛州)(贛南師範学院)12-16頁、全595頁 (10) 論文集(proceeding)「中国軍の現状と日米同盟への見方(海軍と第二砲兵隊を中心に)」第5回教育研究集会、現代中国と東アジアの新環境:近代中国革命、社会変化と 国際的視覚(周太平・苞(冠なし)文勝編「百年中国與周邊地域」)、2011年8月(中国・内モンゴル・フフホト)(内モンゴル大学)322-335頁、全403頁

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